「味」をテーマに、小規模高級旅館やオーベルジュなどが集まる「日本味の宿」(上村純士代表=角上楼)の施設を取り上げたムック本の出版記念パーティーが5日、東京・麻布台の東京アメリカンクラブで開かれた。
この本は枻出版社の「味わいの名宿」(税別1800円)で、会員34軒の宿を網羅。
主催者を代表してあいさつした上村代表=写真=は「日本味の宿が発足して約4年になる。その間さまざまなことがあったが、出版までこぎつけることができた」と述べた上で、「(日本味の宿は)日本の味と味わいを大切にする、宿の主人の顔が見える宿の集まりだ」と会の趣旨を改めて強調した。
日本味の宿は2003年7月発足。コンセプトは(1)主人、女将の顔が見える(2)地域に根ざした宿づくりを実践(3)地域の観光コンシェルジュ的な存在―など。